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2013年2月24日日曜日

Nikkor-P.C. 200mm F4を修理した

ブロニカ用の中望遠レンズをジャンクで手に入れて、何とか使える状態までにしました。



出会ったのは近所のハ○ドオフ。カビだらけの状態でクリアケースの隅に息を潜めておりました。
値段も\3150というビミョーな数字で、普段ならスルーしてしまうところだったのですが、何と週末セールで3割引というじゃないですか。割引という言葉に勝てず即お持ち帰り決定です。

さて衝動で買ったはいいものの、光にかざしてみると前にも後ろにもカビだらけで清掃しないと絶対に使えないことは明らかでしたが、前玉には菌糸がびっしり。これはコーティングは諦めるしかないなと思いつつ自宅で手当たり次第に分解を始めました。

とりあえず関係ありそうなネジを外したりしてましたが、アレコレしているうちに鏡筒部分がネジになっていたようで、いとも簡単に内部へアクセスできました。内部からレンズクリーナーを染み込ませたペーパーや綿棒を突っ込んで綺麗に拭いて組みなおして出来上がり。


カビは5枚のレンズ中、前から3枚目が一番酷くてコーティングも写真のとおり結構ヤレてしまってますが、幸い更なる分解が必要となる2枚目に及んでいなくてあっさりと清掃を終えることができました。
まだらになったコーティングや分解による微妙なピントのズレなどがないかなあと不安でしたがファインダーで確認する限り特に問題はなさそうで何よりです。

梅の花でも咲いたらこれとブロニカ担いで撮りにいきたいですね。

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こちらのサイトではブロニカ用レンズの構成等が詳しくまとめられているので分解時にも割とお世話になりました。
ハッセルほどではないにせよ、多くのオーナーによる情報の多さもブロニカの魅力かもしれません。

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